スーダン国フロントライン母子保健強化プロジェクト フェーズⅡ(第2年次)が始まります。

2013-08-09

スーダン国フロントライン母子保健強化プロジェクト フェーズⅡ(第2年次)が開始になります。

本業務は、先行「フロントライン母子保健強化プロジェクト」(以下、「フェーズ1」)での経験と提言などを踏まえ、スーダン共和国(以下、「スーダン」)で質の高い母子継続ケアを提供する体制の強化を目的としており、以下の方策を取ります。

第一に、連邦保健省(FMOH)が政策として村落助産師(Village Midwife: VMW)エンパワメントモデルを他州に拡大することを支援します。具体的には、対象8州(ゲジーラ州、北コルドファン州、白ナイル州、北部州、リバーナイル州、紅海州、ガダーレフ州、ハルツーム州)におけるVMW現任研修の実施基盤整備と一部の研修実施を通じ、VMWの能力強化及びVMW支援体制の強化を行います。さらに、本プロジェクトにおいては、セナール州の一部医療施設に対して産科ケアの質の向上を目指した医療施設・機材の整備を支援します。これに関連し、スーダンにおける医療機材の維持管理体制の将来的な確立・強化につながる人材育成を支援します。第二に、セナール州においては、医療施設における母子保健サービス強化を取り入れたVMWエンパワメントモデルの強化を行います。具体的には、これまでのVMWエンパワメントモデルの持続・発展、リファラル先となる医療施設の改善と医療従事者の能力向上、コミュニティサポートの強化を加えた、妊産婦・新生児の健康改善のための包括的アプローチを実践します。

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