ガーナ国野口記念医学研究所先端感染症研究センター建設計画の実施が開始されます。

2016-06-09

ガーナ国野口記念医学研究所先端感染症研究センター建設計画の実施が開始されます。

国際協力機構(JICA)は、5月19日、ガーナ共和国政府との間で「野口記念医学研究所先端感染症研究センター建設計画」を対象として22億8,500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。 本事業は、ガーナの野口記念医学研究所(野口研)の先端感染症研究センターの新設及び研究機材の調達を行い、同研究所の研究・人材育成機能を強化し、同国内および西アフリカ地域における感染症対応能力の強化を図るものです。 ガーナでは、気管支炎、マラリア、HIV/エイズ、下痢症等の感染症が主要疾病の7割以上を占めているため、感染症対策が重要な医療政策の一つとなっています。また、国家開発計画(2014-2017)では、感染症の研究強化が必要であると言及されています。野口研は、2014年8月に緊急事態宣言が出されたエボラ出血熱対応において、近隣国の疑い事例の検査を実施するなど、西アフリカ地域の感染症対策に中心的な役割を果たす機関として、国際的にも認知されています。また、委託研究・検査及び日本を含む大学などとの共同研究の件数が2010年の56件/年から2014年には78件/年へと増加しており、積極的な研究活動を展開しています。一方、現状の施設では、このような研究を安全かつ確実に行うために十分な広さの研究・実験スペースの確保が難しく、先進的研究の実施の妨げとなっています。こうした状況を改善するため、本事業では、野口研内に、新たに先端感染症研究センターを建設し、バイオセーフティーレベル3の実験室をはじめとした各種実験室等を設置することで、高度な研究・実験をより多く、安全かつ確実に実施する体制を整備します。さらに、今後は、ガーナ大学からの研修生の受入れも計画されており、同国内の若手研究者の育成にも貢献が期待されます。

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