2016年度課題別研修「カイゼンを通じた保健医療サービスの質向上」研修委託業務が開始になりました。

2016-09-20

2016年度課題別研修「カイゼンを通じた保健医療サービスの質向上」研修委託業務が開始になりました。委託業務は3年間の予定です。

日本の製造業で発展した品質管理手法である5S、カイゼン(スリランカ、ウガンダ等ではContinuous Quality Improvementと呼ばれます)、TQM(Total Quality Management)は、このサービスの質向上を達成するための有効な手段の一つであります。2007年度よりJICAが実施したアジア・アフリカ知識共創プログラム(Asia-Africa Knowledge Creation Program: AAKCP)「きれいな病院」では、日本の産業界で培われた5S、カイゼン、TQMを段階的に病院に導入し経営に役立てたスリランカ国キャッスルストリート母子病院の経験から学びながら、アフリカ諸国においてパイロット病院での5S-KAIZEN-TQMの実践と、政策・制度への反映(例:タンザニア保健省における病院サービス質管理ガイドラインへの反映)に関する取り組みが進められました。

萩原他(2013)が実施した実証研究では、タンザニア県病院における5S-KAIZENの導入は、医療従事者のモチベーションや職務満足度を向上させるとの結果が出ており、同アプローチを取り入れたタンザニア「保健人材開発強化プロジェクト」からは、患者の待ち時間43%減少、留置針による静脈炎発症63%減少、保険の申請プロセス改善による保険還付金の倍増などの具体的な効果発現が報告されています。

本研修は上記の背景を踏まえ、対象国をこれまでのアフリカ諸国からアジアを含む世界各国に拡大し、特にKAIZENに焦点を当て、医療施設のサービス改善を担う担当者を対象として実施します。我が国の実践事例を紹介するとともに、各国におけるこれまでの取組みを通じて得た成果や教訓を学びあう場を提供することで、各国の医療の質向上に貢献します。

案件目標(アウトカム) は、医療サービスの改善の際必要となる知識・課題分析能力・リーダーシップの強化が行われ、KAIZEN(継続的な病院内のサービスの質改善活動)を行う体制づくりに向け、実行計画が策定されることです。

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