モルドバの街並みと人々

医療サービス改善事業準備調査でモルドバを訪れています。

モルドバの首都キシナウは、最近では10度を下回り、紅葉が見頃の季節です。

 

 保健省の入り口

 

キシナウにはトロリーバスが走っています。料金も14円くらいで、大変手頃です。トロリーバスとは、道路上に張られた架線から取った電気を動力として走るバスです。落ち葉が舞い落ちるキシナウの街中を、トロリーバスがゆっくりと走る姿は風情を感じます。

 

景観もさることながら、モルドバ人の人柄も温かく、穏やかで対応が丁寧です。重い荷物を持っていたら必ず持ってくれようとしますし、面談後に院長自らが、病院の外まで見送りに来てくれます。

約束の時間には必ず待っていてくれますし、“5分~10分前行動”の習慣が備わっているようです。17時の退社時間を過ぎても熱心に調査に付き合ってくれます。

これまでの日本の支援に対するモルドバ側の評価も高く、調査を通して日本への期待の高さが伝わってきます。有意義な調査となるよう、頑張りたいと思います。