カンボジアの朝食

「カンボジア王国 国立母子保健センター拡張計画」に係る業務のため、カンボジアの首都プノンペンに滞在しました。

この時期のカンボジアは30度を超える蒸し暑さで、じっとしていても汗が吹き出してきます。
乾燥とは無縁のカンボジアに長い間いれば、きっとお肌もキレイになるのでしょう。
庶民の足であるトゥクトゥク運転手のおじさんたちも、今日も暑いなぁと言って日陰に集まり、美味しそうな実をつけたマンゴーの木の下で列をなしています。

庶民の足、トゥクトゥク

庶民の足、トゥクトゥク

さて、カンボジアの代表的な朝食といえば、ベトナムのフォーによく似ている『クイティオ』です。透明であっさりした豚骨スープとパクチーの香りが食欲をそそります。食べる前にライムや唐辛子系の香辛料などで味を調整しますが、そのまま食べるのが私のお気に入りです。
クイティオはホテルのレストラン、食堂、フードコートなど、街の至る所で食べることができますが、やはり地元の人々で込み合う活気のある屋台でいただくのが一番美味しく感じます。
残念ながら今回は屋台には行けませんでしたが、宿泊先近くの麺屋さんでコラーゲンたっぷりの豚足入りクイティオをいただきました。

代表的な朝食、クイティオ

代表的な朝食、クイティオ

これまでにも何度か訪れている国ですが、南国の暖かい気候とゆったりとした時間の流れ、穏やかで気さくな信心深いカンボジアの人たちに癒され、帰国の際は“また来たい!”と毎回思うのです。
そう遠くないうちに、またカンボジアに行きたいものです。