セルビアの食事 Part 1 : 肉の祭典、ミートグリル

現在「セルビア国国家乳がん早期発見プログラム改善プロジェクト」で、首都ベオグラードにプロジェクト事務所を設置し、乳がんの検診を中心とした予防事業の改善に取り組んでおります。

何回かにわたってセルビアの食事についてご紹介したいと思います。

セルビアは、ヨーロッパの南東部にあるバルカン半島の中央あたりに位置する内陸国です。この地域のバルカン料理はとにかく「肉」のお料理が多いです。お店では肉料理ばかりが目につきます。

肉祭り、ミートグリル!

豚肉の赤身にソーセージ、鶏肉のベーコン巻きなどいろいろなお肉のグリルです。一人では到底食べられませんので、大人数でお食事に行ったときにこういった大きなミートグリルを注文します。

右下の細長いものは「チェバプチチ」、セルビア語で小型のケバブという意味です。バルカンの食事はオスマン帝国の影響を受けたものもあり、街角にはドネルケバブのお店も多く見かけられます。トルコや中東との大きな違いはお肉に豚肉を多く使っているあたりでしょうか。チェバプチチの上には、チーズ入りの小型ハンバーグも乗っています。

こちらは少人数仕様のミートグリルです。2人でお食事の際にはこのくらいの量が適当です。

チェバプチチの左、ベーコンの下に隠れているお肉は、「プレスカヴィッツァ」というセルビア式ハンバーグで、セルビアでも大人気の料理です。プレスカヴィッツァについては、また改めてご紹介します。