セルビアの食事 Part 2 : お肉とカイマック、脂は旨味

この写真は、プロジェクトの活動サイトであるゼムンを訪問した際に、病院の近くの店で食べた「コバシッツァ」です。コバシッツァとはセルビア風ソーセージです。ちなみにこの写真、大きなコバシッツァが5本もあるのに、スモールサイズなのです。お店にいた男性はこの倍の量を食べていました。このお皿の左側に乗っている白いものはカイマックといって、バターのようなチーズのような濃厚なクリームで、オプションで注文します。コバシッツァ自体ボリュームが結構大きいのですが、そこにこのカイマックをつけながら食べると一気に満腹になります。お肉とカイマック、かなり危険な組み合わせです。

こちらは「カラジョルジェヴァ」というロールカツのようなメニューです。ただ、ロールカツとはいっても日本のものと中身が全く異なります。トンカツだけでもカロリー過多のところ、こちらは豚のお肉の中に先ほどのカイマック巻き込んで揚げているのです。このカイマックは揚げる過程でもちろん溶けますので、テーブルでカツを切ると、カイマックのソースがカツからジュワッと流れ出てきます。カロリーを考えると本当に怖い料理ですが、とてもおいしいのでついつい注文してしまいます。

「お肉+カイマック」は日本ではあまり考えられない組み合わせですが、脂は旨味、かなりクセになります。こんなに高カロリーなおいしいものだらけのセルビアでは、出張中にいかに体重を増やさないようにするかが大きな課題です。次の出張は体重計を持参しようと思っています。