セルビアあるある③これなんだ

このお店、何のお店かわかりますか?

道路側のガラス面に積みあげてあるおもちゃ。

 

 

どこからどう見てもおもちゃ屋さんにしか見えないこのお店ですが、実は・・・。

 

 

 

 

 

薬局なのです。

 

 

 

 

 

 

こちらも…

薬局です。

 

 

 

薬局・・・。

全ての薬局が兼おもちゃ屋ではないのですが、結構な数のおもちゃ屋薬局を見かけます。

 

 

なぜセルビアでは、街の薬局がこんなことになっているのか!セルビアの方々にその謎を聞いてもまだ回答にたどり着いていませんが、理由がわかったら、こちらでまたご報告致します!

セルビアあるある②街中ペカラ

セルビアの主食はパンです。

セルビアでは、中にチーズやハムやソーセージがたっぷり入ったパンが主流です。大きいうえにずっしり重く、見ただけでおなかがいっぱいになってしまいます。

(これに関しては、嗜好の個人差があり賛否両論があるかと・・・。パンは食べ物担当がそのうちまとめてくれると思いますので、そちらにお任せします 笑)

セルビア語でパン屋は「ペカラ(ПЕКАЛА)」といいますが、石を投げればペカラにぶつかりそうな位、日本のコンビニと同じ位街中にあふれかえっています。

首都ベオグラードにある事務所近くの通りにも、建物の並び1~2件置きにペカラ!

黄色矢印がペカラ。写真では見えませんが、右端にもう一つ、ペカラがあります。

 

しかも、どのペカラもいつもお客さんでいっぱいです。

 

 

 

24時間営業のペカラ。

 

 

 

中には24時間営業しているペカラも・・・。

 

プロジェクトの運転手さんのお話によると、ベオグラードでは1日に10件のペカラがオープンし、10件のペカラが閉店になっているとか・・・。

 

 

 

セルビアでは、1日置いておくとカチコチになってしまうパンが多いのですが、出来立ての熱々のパンは美味しく、セルビアの方々が毎朝列を作ってパンを買うのも納得です!

セルビアあるある①セルビアにとっての日本

「セルビア国国家乳がん早期発見プログラム改善プロジェクト」では、首都ベオグラードにプロジェクト事務所を設置しています。

首都ベオグラードでよく目にするセルビアのあるあるをご紹介します。

セルビアでは、世界で好きな国の第2位は日本だという話を聞きました。ちなみに1位はロシアだそうです。(出所・真偽のほどは不明です)

お昼にローカルスタッフの方々とその話になり、「なんで日本が好きなんだろう?」と聞いたところ、ベオグラードで走っているこのバスのお陰だと思う、と。

日本から供与されたバスの壁面には、日本とセルビア両国の国旗が描かれています!

写真のこのバスは、2003年に日本から無償資金協力で供与され、それ以来ベオグラードの主要交通機関として活躍しています。現在は新しいバスが追加されていますが、それでも、数台に1台は日本が供与したバスを目にします。(在セルビア日本大使館HP参照 http://www.yu.emb-japan.go.jp/n_0018.html

セルビア人の友人は、「日本のバスは毎日清掃することを条件にもらったから、日本のバスだけは毎日掃除して今でもきれいなんだよ~!」と、会うたびに嬉しそうに話しています。

友人はベオグラード市バス公社とは全く関係がないので、真偽のほどは不明ですが、確かに日本が供与したバスは古いけれど、現在も大事に使われている様子があり、走る広告塔として日本に対する高い好感度へ貢献しているように思います。

日本に対する好感度にバスが貢献していると初めに聞いた時は、「えー?それだけで?」と疑ってしまいましたが…

これだけ街中で目にすると、友人の話は一理あるかもしれないと思います。

ベオグラードでバスは主要な交通機関です。いつまでもベオグラードの方々の足として、日本から供与されたバスが大事に使われることを願うとともに、このことを日本の方々にも広く知っていただくことで、日本でのセルビアに対する好感度の向上にも繋がると良いなと思います!