セルビアあるある①セルビアにとっての日本

「セルビア国国家乳がん早期発見プログラム改善プロジェクト」では、首都ベオグラードにプロジェクト事務所を設置しています。

首都ベオグラードでよく目にするセルビアのあるあるをご紹介します。

セルビアでは、世界で好きな国の第2位は日本だという話を聞きました。ちなみに1位はロシアだそうです。(出所・真偽のほどは不明です)

お昼にローカルスタッフの方々とその話になり、「なんで日本が好きなんだろう?」と聞いたところ、ベオグラードで走っているこのバスのお陰だと思う、と。

日本から供与されたバスの壁面には、日本とセルビア両国の国旗が描かれています!

写真のこのバスは、2003年に日本から無償資金協力で供与され、それ以来ベオグラードの主要交通機関として活躍しています。現在は新しいバスが追加されていますが、それでも、数台に1台は日本が供与したバスを目にします。(在セルビア日本大使館HP参照 http://www.yu.emb-japan.go.jp/n_0018.html

セルビア人の友人は、「日本のバスは毎日清掃することを条件にもらったから、日本のバスだけは毎日掃除して今でもきれいなんだよ~!」と、会うたびに嬉しそうに話しています。

友人はベオグラード市バス公社とは全く関係がないので、真偽のほどは不明ですが、確かに日本が供与したバスは古いけれど、現在も大事に使われている様子があり、走る広告塔として日本に対する高い好感度へ貢献しているように思います。

日本に対する好感度にバスが貢献していると初めに聞いた時は、「えー?それだけで?」と疑ってしまいましたが…

これだけ街中で目にすると、友人の話は一理あるかもしれないと思います。

ベオグラードでバスは主要な交通機関です。いつまでもベオグラードの方々の足として、日本から供与されたバスが大事に使われることを願うとともに、このことを日本の方々にも広く知っていただくことで、日本でのセルビアに対する好感度の向上にも繋がると良いなと思います!