西アフリカ地域住民参加型学校運営改善関連プロジェクトに係る地方分権化情報収集調査（教育セクター分析（地方分権化））が始まります。

西アフリカ地域住民参加型学校運営改善関連プロジェクトに係る地方分権化情報収集調査（教育セクター分析（地方分権化））が始まります。

各国における、みんなの学校プロジェクトの様々な活動上の問題や成果の情報共有を目的として、2006年3月から「みんなの学校」プロジェクト群経験共有セミナーを実施してきました。このテーマは、西アフリカ諸国では、様々な形で市、県レベルへの教育分野の権限の分権化が実施される中、学校運営委員会・学校運営委員会連合との関係を通して、行政と住民がどのように協働しながら開発を行っていくかという各国に共通する課題です。そのため、セミナーに先だって各国の地方分権化政策や各プロジェクトの事例に関する情報収集・分析を行い、議論のもとになる資料を提供することを目的に本件調査を実施します。

対象3か国（セネガル、ブルキナファソ、ニジェール）の教育分野の地方分権化の政策、それに応じた各国のみんなの学校プロジェクト活動内容を調査・分析し、調査結果をとりまとめます。

また、分析結果を2015年3月にニジェールにて開催される「みんなの学校」プロジェクト群経験共有セミナーにて発表するとともに、報告書に取りまとめます。