タジキスタン国ハトロン州母子保健システム改善プロジェクト終了時評価調査(評価分析)が始まります。

2015-11-12

タジキスタン国ハトロン州母子保健システム改善プロジェクト終了時評価調査(評価分析)が開始になります。

本プロジェクトは、保健・社会保護省母子保健・家族計画局及びハトロン州保健局をカウンターパート機関として、対象サイトであるハトロン州の4県(ジョミ県、ルミ県、バフシ県、シャルトゥーズ県)の県中央病院、県管轄下の管区病院(各県1か所を選定)並びに対象管区病院管轄下のヘルスセンター等において、①産科及び新生児ケアに必要な医療機材の整備、適切な利用方法及び維持管理の習得、②医療従事者対象の能力強化研修等による産科及び新生児ケアに関するサービス提供能力の強化、並びに③住民の妊娠、出産及び新生児、乳児ケアに関する知識の向上を通じ、対象地域の母子保健サービスの改善図ることを目的としています。

今回実施する終了時評価調査は、2016年3月のプロジェクト終了を控え、プロジェクト活動の実績、成果を評価、確認するとともに、今後のプロジェクト活動に対する提言及び今後の類似事業の実施にあたっての教訓を導くことを目的とします。

なお、関連する協力事業として、プロジェクト対象4県において無償資金協力「母子保健施設医療機材・給排水設備改善計画」が実施されています。また、他ドナーの動向としてドイツ復興金融公庫(KfW)がハトロン州保健医療施設の合理化計画を作成し、本プロジェクトの対象2県を含む10県の中央病院の産科病棟の施設改修・機材整備を進めています。本プロジェクトの評価に当たり、こうした関連事業の本プロジェクトに対する効果を検証し、調査結果に反映させます。

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