バングラデシュ国母子保健および保健システム改善事業が始まります。

バングラデシュ国母子保健および保健システム改善事業が始まります。 近年では生活習慣病と外傷が国内の全死亡の68%を占め、受診ニーズが高まっていますが、公的病院での早期診断、早期治療のための医療サービス提供が十分ではありません。私立病院での高額な治療費や検査料は家計の圧迫要因となるため、特に貧困層や社会的弱者による医療サービスへのアクセスが限られており、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ実現に向けた公的医療サービスの改善が課題とされています。 本事業は、母子保健にかかる人材育成及び機材整備の他、看護師の教育設備改善にかかる活動、高次医療機関における生活習慣病の早期診断体制強化への支援を実施することにより、母子保健サービスの改善及び保健システム強化を図り、バングラデシュ国民の保健改善に寄与するものです。