ブログでお伝えしておりました、スーダン国カッサラ州での7日間の村落助産師現任研修が無事終了しました。
研修6日目にはFGM(女性器切除)の関するディスカッションを行いました。スーダンでは未だ多くの女子が自分の意思ではなく割礼を施術されており、その心身に与える侵襲から多大な被害を受けています。
伝統と風習、生活の糧を得るためなど様々な理由から、母と子の命を守るはずの村落助産師が、時にFGMの施術者になってしまっている現状があります。
講師の助産師さんたちも申しておりましたが、粘り強く啓蒙活動を行っていくほかありません。
閉会式でも確認しましたが、研修は終了ですがこれからが新たなスタートです。この研修での学びを糧に、村落助産師さんたちが、母子の健康のためにそれぞれの村で活躍してくれることを切に願います。
さすがアフリカ大陸!最後は雄叫びと机を利用した即席太鼓とダンスで研修終了を祝いました♪
より安全で安楽なお産の提供のため、本プロジェクトでは引き続き村落助産師さんの活動のサポートを行っていきます。
母子保健研修管理・マネージメント:伊東