雄大な自然と発展するモンゴル

「一年でもっとも良い時期」と言われる7月のモンゴルを訪ねました。

モンゴルの人口は約303万人と、日本の横浜市人口と比べてもより少ない人数です。さらに、国土は日本の約4倍あり、世界一人口密度の低い国と言われている大きな国です。

 モンゴルの首都ウランバートルの中心部は、政府宮殿や国立オペラ劇場など歴史的な低層の建物が立ち並び、大きな空の下、とても重厚な雰囲気を醸し出しています。そして今、その歴史的な建物を囲うように新たな高層の建物の建設が次々と進んでいます。近年の首都に移り住む人の増加に伴いエネルギッシュに発展しているウランバートルの様子がうかがえました。

一方、モンゴルの伝統的な生活と言えば遊牧民の生活です。ウランバートルから数十km郊外に出ると、青い空と緑の草原が広がり、馬・羊・山羊・牛・ラクダなどを放牧する遊牧民の人たちの生活を垣間見ることができます。

 

町とはまったく異なる雄大な自然の風景に、案内をしてくれたウランバートルで暮らすモンゴルの人は、「モンゴル、美しいでしょ」と誇らし気に話してくれました。