まだプロジェクトが始まってあまり経っていないある日のベオグラードで、時間つぶしのためセルビア人の同僚とカフェに入り、メニューを眺めていたところ、衝撃の文字が・・・。
“Plazma shake”
生理学をかじったことがあれば、反応してしまうのではないかと思うのですが・・・。
plazma? Plasma? 血漿??? 血漿シェーク???
と、軽くパニックになり、同僚に「プラズマシェークって何??」と聞いたところ、「ビスケットを粉々にして牛乳と混ぜた飲み物・・・」との回答が。。。
ビスケットを粉々にして牛乳に混ぜたら血漿みたいになるのか???と、またまた頭を抱えつつ、飲むのが早い!と思い、勇気を出して衝撃飲み物を注文したところ、出てきたのがこちら。。
思っていたものと違ったなぁ。でも疑似血漿飲料でなくてよかったです・・・。
その後ほどなくして知りました。
セルビアの国民的お菓子「plazma」
スーパーのお菓子コーナーの一角は、各種plazmaコーナーがあります。
Plazma、Plazma-coko (チョコ)、Plazma mini、Plazma mini-mini・・・。
混ぜて飲むプラズマもあります(下段)。この写真にはありませんが、麦芽PlazmaとかピーナッツPlazmaとか、いろんな種類のプラズマがあるのです。
そういえば、初めての本邦研修の最後の日に研修生の見送りに行ったところ、研修生の一人が余った所持品をくれたのですが(笑)、その中の一つがplazmaだったことに後から気がつきました。2週間の研修にも持参しちゃうほど欠かせないお菓子なのですね。
その時は、あまりインパクトのない味だなぁと思いつつ、なぜか食べ始めたら止まらず、不思議なお菓子だと思っていたのですが、国民的お菓子だったとは・・・。
味はといいますと・・・。
日本でいうマリービスケットをシンプルかつ淡泊にしたような感じです。
個人的には、mini-miniチョコが一番好きです。
ただのplazmaチョコも試してみたのですが、mini-miniチョコの方がおいしく感じます。
こんなにサイズを変えていろいろ出すことに意味があるのかなぁと思ったこともありましたが、意味があることを実感しました。
セルビアの人たちはプラズマで育ったと言っても過言でなさそうなこのお菓子、食べ続けていたらセルビアの人たちみたいに大きくマッチョになれる?かもしれません。