こんにちは、町田です。
カイゼン研修の4日目が無事終わりました。
日々熱意のこもった講義や研修員の真剣な眼差しと姿勢に刺激をもらう日々です。
今回のブログでは、外部講師による講義の様子を紹介します。
研修2日目、JICA国際協力専門員 戸邉誠先生に「日本の保健医療システムの概要」をテーマに講義を頂きました。
戸邉先生のご講義の様子
研修員たちも日本の医療システムへの興味が尽きないのでしょう、次から次へと先生に質問が浴びせられました。日本における高齢者人口の増加、少子化、国民皆保険、、、込み入った質問にもその都度丁寧に回答いただきました。
研修3日目は、飯塚病院 特任副院長の安藤廣美先生に福岡よりお越しいただき、「病院運営・管理におけるTQMの導入と実践」というテーマで講義をして頂きました。
1930年代から始まり現在に至るQuality Managementの歴史、飯塚病院でのこれまでの取り組み等、研修員も熱心に聞き入っていました。5S-KAIZEN活動によってコストをかけずに注射薬の「ムダ」を削減した実例など、具体的な事例から研修員が学んだことは多かったのではないでしょうか。
安藤先生によるご講義の様子
4日目の研修では、国立医療科学院の種田憲一郎 先生による、「日本の医療事故報告制度と院内の取り組み」「安全管理・質向上のためのリーダーシップとチームワーク(チームSTEPPS)」の講義がありました。
「医療安全」は全世界を共通して非常に重要なトピックで、研修員の関心が高いトピックのひとつでした。彼らからの個別な質問やコメントに丁寧にご回答される姿がとても印象的でした。
研修員から種田先生への質問が次々と…
リーダーシップとチームワークについて学んでもらうためのグループ実習「チームの鎖」は大盛り上がりでした。講義だけでは伝わらない、「真のチームワークとはなにか」ということを楽しみながら研修員が体感して、さまざまな気づきを得てもらえたのではないかと思います。
しゃべらず、利き手も使わず、なるべく長いペーパーリングを作れ!!
完成した鎖を得意げに見せてくれましたが…1位は逃してしまいました(笑)
カイゼン研修はまだまだ続きますが、フジタプランニングのチーム一同、研修員にとても良い刺激を受けつつ日々取り組んでいます。
明日からはいよいよ、5S-KAIZEN-TQMアプローチの各論に入ります!
講義の合間の民族衣装ショット
実習で素晴らしいチームワークを発揮し、景品を手にする研修員と弊社の平間(景品は種田先生のご厚意でいただきました!種田先生、ありがとうございます!)