インドネシア国地方分権下における母子健康手帳を活用した母子保健プログラムの質の向上プロジェクト(母子保健)(一般競争入札(総合評価落札方式))が始まります。

2021-11-11

インドネシア政府の要請を受けてJICAはプロジェクトを2018年10月より5年間の計画で開始しました。本プロジェクトでは、インドネシア及び他国における母子手帳を活用した母子保健継続ケアの質の向上のため、モデルとなるCenter of Excellence(COE)として選定された州政府の母子保健ケアの能力強化を目指しています。具体的には、国際研修の実施支援に加えて、インドネシア保健省及び州・県レベルでの母子保健担当者及び医療従事者の能力強化、国内外への母子手帳普及活動の中核拠点機能の強化を行い、母子手帳に関するインドネシアの国際的な発信・貢献力を強化及びインドネシアにおける母子継続ケアの強化を図るものです。

本プロジェクトにおいては、母子継続ケアの強化を図るため、4つの成果のうちの一つとして、低体重出生児・早産児向けの母子手帳(リトルベビーハンドブック)の導入に取り組んでおり、リトルベビーハンドブックの管理ガイドライン、技術ガイドラインを作成し、ベースライン調査を実施する予定です。また、2022年1月以降実施予定のリトルベビーハンドブックのパイロット実施に向けて医療従事者の能力強化を目的とした、リトルベビーハンドブック研修を計画しています。このことから今回、プロジェクト活動の一環として本業務を実施することとしました。

プロジェクトのうち、成果2の達成に貢献するものとして、リトルベビーハンドブックの効果測定のためのベースライン調査、医療従事者向け研修計画の策定、サポーティブスーパービジョン[1]の計画策定・実施のそれぞれについての技術的助言・支援を行います。

 

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