ザンビアでの活動

現在、ザンビア国で保健投資支援プロジェクト(*1)を実施しています。3州(ルサカ州、東部州、西部州)をプロジェクトサイトとし、1~3次医療機関の医療資機材の維持管理能力を向上させることを目的としています。 プロジェクトでは、2011年からマネジメントツールの一つである5S手法を活用し、施設管理能力の強化のための活動を行っています。パイロット施設として活動を開始した首都ルサカにあるカブワタヘルスセンターとチャワマヘルスセンターでは、5S手法を用いた施設管理が順調に定着してきました(*2)。 なかでも積極的に5Sを導入しているカブワタヘルスセンターを保健大臣等が訪れ、その取り組みに感銘を受けて帰って行ったそうです。 現在、施設管理の専門家が着任し、首都ルサカのパイロット施設で行われている経験や成果をもとに、プロジェクトの対象州である東部州、西部州、ルサカ州の他の保健施設で5S活動を展開するためのワークショップを開催中です。

 

 

このトレーニングには、施設管理(5S)トレーナー候補と、新たな活動展開時に中心人物になる方々が参加しています。今後の活動展開について活発な協議も行ったほか、実際にカブワタヘルスセンターにも訪問し、5S手法を用いた施設管理の実際を見学しました。参加者はカブワタヘルスセンターの施設見学後、自分たちの保健施設でも5S手法を取り入れたいとやる気をみせました。

*1:http://www.jica.go.jp/project/zambia/004/outline/index.html

*2:http://www.jica.go.jp/project/zambia/004/news/20120514.html

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