JICA地域別研修「5S-KAIZEN-TQMによる保健医療サービスの質向上」の本邦研修を支援しました

2012年8月3日から13日まで、「きれいな病院プログラム*」の仏語圏の国々を対象に、JICA地域別研修「5S-KAIZEN-TQMによる保健医療サービスの質向上」の本邦研修が、JICA東京国際センターで実施されました。弊社は、同プログラムを支援するJICAの技術協力「アフリカ地域医療施設機能改善プログラム準備調査」の一環として、研修実施を支援しました。

本研修は、仏語圏アフリカの9カ国、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、コンゴ民主共和国、マダガスカル、モロッコ、ニジェール、セネガル、マリ(ただし本年は不参加)を対象に、2011年から実施されている研修の最終年で、今回は「5S活動の定着からKAIZENへのステップアップと定着」を目的に実施されました。弊社は、研修内容の検討、事前・事後評価の実施、演習指導、研修中の資機材の準備などを支援しました。

参加者からは、「国の開発レベルに関係なくKAIZENの取り組みは必要だと感じた」、「職場の環境改善だけでなく、医療サービスの向上にもつながっていた」などの感想が寄せられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同研修参加者の皆さんは、本邦研修後は、9月17日から25日までセネガルで実施される在外補完研修にも参加します。弊社は、各国の戦略計画の策定などを支援する予定です。

*「きれいな病院プログラム」は、アフリカ地域の15カ国を対象に、日本型品質管理手法(5S-KAIZEN-TQM)を活用して保健医療施設(病院)の経営管理の向上を目的に、2007年にJICAが開始したプログラムです。

詳しくは、主力事業「5S」をご覧ください。