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有償資金協力(本邦技術活用条件:STEP)

39738ed537e4bc36a197c10be0a367d3有償資金協力とは,通常「円借款」と呼ばれる政府直接借款であり,開発途上国に対し,低金利で返済期間の長い緩やかな条件(譲許的な条件)で開発資金を貸付ける援助形態です。

緩やかな条件の開発資金を供与し、開発途上国の経済成長や貧困削減のために、自らのオーナーシップ(主体性)を支援する取り組みとして、これまで主に中進国を対象として合計103カ国に及ぶ幅広い国と地域で実施され、開発途上国に借入資金の効率的な利用と適切な事業実施を促しています。

また、我が国の優れた技術やノウハウを開発途上国に提供し、人々の暮らしを豊かにするとともに、日本経済の活性化につながるよう、円借款を戦略的に展開していくことを目的として、2002年7月に本邦技術活用条件(STEP: Special Terms for Economic Partnership)が導入されました。

STEP導入により、通常の円借款では条件が特定できなかったルール(本体契約の主契約者を日本で法人登録している本邦企業に特定でき、かつ資機材の本邦調達比率を、円借款融資対象となる本体契約総額の30%以上を日本原産とする、等)を適用することが可能となり、日本経済活性化の観点からも重要視されています。

STEP適用分野は、従来の橋梁・トンネル、幹線道路・ダム、港湾、空港、都市交通システムなどの10分野に加えて、2013年4月より新たに医療機器、防災システム・防災機器の2分類が追加され、特に日本の強みを生かせる分野「環境」、「人材育成」、「防災」、「保健・医療」については更に貸付金利を引き下げ、借入国のインセンティブを高めました。

 

弊社では、モルドバ国における「医療サービス改善事業」の準備調査、詳細設計調査、実施監理を行っております。2013年6月27日に、JICAは同国政府との間で本件を対象として、59億2,600万円を限度とする円借款貸付契約(STEP)に調印しました。

日本製の医療機材に対する同国政府の評価が高いことから、日本原産である医療機器に対して、本体契約総額の50%以上の調達を希望されました。本件で調達される機材が適切に導入・管理され、対象国の医療サービスの質の改善に寄与されるよう、これからも日々最善を尽くしてまいります。

 

<参考資料>

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