タンザニア国地域中核病院マネジメント強化プロジェクト(第1年次)が始まります。

2015-03-05

タンザニア国地域中核病院マネジメント強化プロジェクト(第1年次)が始まります。

JICAは「保健人材開発強化プロジェクト」(2010.11~2014.11)を通じ、RRHを含むタンザニア全土67カ所(ザンジバル除く)の公立医療機関に5S-KAIZEN-TQM手法を導入し、カイゼン手法を通じた自発的な革新・問題解決を促してきました。5Sの実践を通じ、病院環境が清潔かつ整理整頓された状態に改善されたほか、一部の病院ではカイゼンが実践され、患者の待ち時間の短縮、静脈炎の発生頻度の削減、保険の申請漏れの減少による保険還付金の倍増、無駄な滅菌の削減による経費節約による運営コストの効率化等の成果を挙げてきました。しかし、多くの病院では5Sの実施に留まっており、カイゼンの実施にまで至っていません。また、「州保健行政システム強化プロジェクトフェーズ1および2」では、分権化された保健システムにおける州の役割の重要性に着目し、RHMTが県保健局および州レファラル病院を管轄・支援するためのマネジメント能力強化を実施してきました。プロジェクトを通じてRHMTの県保健局に対するマネジメント能力は強化されてきたものの、州レファラル病院に対するマネジメント能力および州レファラル病院の機能強化に関する成果は限定的です。

これまでのJICAの協力の成果を更に発展させるべく、タンザニア政府は、公立医療機関の中でもドナー等の支援が薄く課題の多いRRHを含む公的医療機関の病院経営層のマネジメント能力の強化、病院運営計画の戦略的策定能力の強化、5S-KAIZEN-TQM活動を通じた病院内における自発的問題解決・改善メカニズムの強化、病院のガバナンス機能の強化等に関する技術協力を我が国に要請しました。

要請を受け、JICAは2013年12月に実施した運営指導調査において協力内容の大枠を整理し、その後、2014年10月に詳細計画策定調査を実施し、同調査結果を踏まえ、両国間で2014年11月20日に討議議事録(Record of Discussions: R/D)の署名・交換を行いました。

本プロジェクトは、タンザニア本土のRRHにおいて、病院経営層の能力強化、計画策定・報告能力の強化、病院に対するモニタリング評価の強化、病院内における業務改善に関する取り組みの強化、ガバナンスの強化等を行うことにより、病院のマネジメントの改善を図り、RRHの提供する保健医療サービスの質改善に寄与するものです。

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